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産前から予防しておきたい、骨盤臓器脱(腟脱)

【産前から気をつけて予防したい骨盤臓器脱(膣脱)】
 
こんにちは!広島の産後ママ・子育てママの笑顔と健康を守る、KenKen接骨院の青森です。
産後の骨盤臓器脱、以前は腟脱と呼ばれていた症状ですが、なりやすい人の特徴があるのはご存知でしょうか?




こんな人は気をつけて!
 
  1. 出産、特に経腟分娩の場合
  2. 肥満
  3. 子宮摘出術の手術歴
  4. 加齢
  5. 排便時にいきむ、重い物を持ち上げるなど、腹部に圧力がかかる動作を頻繁に行う
 
妊娠や出産(経膣分娩)を経験すると、骨盤の中の臓器を支える力や構造が弱くなったり、引き伸ばされたりします。骨盤底筋は、出産(経膣分娩)を複数回経験した人でより多くみられ、出産回数が多くなるほどリスクは高くなります。


経膣分娩自体が神経を損傷させて、筋力が低下する場合もあります。
骨盤底障害の発生リスクとしては、帝王切開の方がリスクは低くなる可能性があります。

 
年齢を重ねると、骨盤を底で支える構造自体が弱くなり、骨盤底障害という機能不全が発生しやすくなります。
子宮の摘出手術などを受けた場合も、これらの構造が弱くなり、骨盤底の機能不全が起こりやすくなります。

 
その他の要因として、腹部にたまった体液(腹水、骨盤内臓器を圧迫する)、骨盤底につながる神経の病気、腫瘍、結合組織疾患などがあります。
骨盤底に影響を及ぼす先天異常のある女性や、生まれつき骨盤部の支持組織が弱い女性もいます。
 

 
【自覚症状】
 
骨盤臓器脱の主な自覚症状は以下の通りです。


産後、しゃがんだり、お腹にチカラが入ったとき、膣から何か出てきている感じがする。
 
 
特に自覚症状はなかったが、産婦人科で腟脱だと指摘を受けた。
 
 
これは産後の体のトラブルの中でも、感染やその他の疾患を合併しやすく、注意が必要な腟脱の症状です。
 
 
 
【概 要】
 
現在では腟脱は、『骨盤臓器脱』と呼ばれています。
 
 
骨盤臓器脱では、子宮などの内臓をお腹の下で支えている骨盤底筋などの筋肉が、機能不全により支える力を失った状態で、お腹に力が入り、腹圧が上がることで内臓が膣から脱出してしまう状態のことです。
 
 
この臓器の脱出の際には、子宮に引きずられる形で直腸や膀胱などの周囲の臓器まで巻き込んでしまい、一緒に脱出したり臓器が捻れてしまうことがあります。

 
脱出した部分では、外部と触れてしまうことにより感染の危険があります。
 
 
また捻れてしまった臓器は、正常に機能することができないので、消化や排泄に影響をきたします。
 
 
もし周囲の臓器が一緒に脱出したり、感染や捻れが起こってしまった場合は、手術の適応となります。
 
 
自然分娩での出産後に起こる骨盤底筋の機能不全の原因は、そのほとんどが骨盤底筋の損傷によるものです。

 
 
筋肉の損傷というと、難しく聞こえるかもしれませんが、スポーツでよく聞く肉離れなどと同じ状態です。
 
 
産後は骨盤底筋を鍛えましょう!といったブログや専門家の解説を見かけることがありますが、肉離れをしたスポーツ選手が、いきなりその筋肉を鍛えようとするでしょうか?
 
 
そんなはずはありませんね。
 
 
まず肉離れを起こしたら、筋肉の修復には2〜3週間かかります。
 
 
その間は、固定や圧迫のために包帯などを巻いて安静を保ちます。
 
 
そして筋肉の回復状況に合わせて、ストレッチや体重をかけない状態での軽負荷トレーニングなどリハビリを行います。
 
 
産後の骨盤底筋も同じ筋肉なので、回復には2〜3週間かかるし、回復直後は筋肉の柔軟性が不十分で、本来の働きはできません。
 
 
そのため、筋肉に刺激を与え伸び縮みして、きちんと本来の働きができる状態に戻してあげなければなりません。
 
 
そのためには、いきなりトレーニングをしていては逆効果なのです。
 
 
 
【治療・予防】
 
骨盤底筋の機能不全の治療は、まず筋肉の柔軟性を回復させることから始めます。
 
 
筋肉の柔軟性が回復して、伸び縮みができる状態になれば、次は体幹やその他の筋肉と協働して機能することができるように、促通という治療を行います。
 
 
そして機能の改善に合わせて、立った状態でのトレーニングや、全身の動きを伴うトレーニングへと徐々に移行していきます。
 
 
 
【こんな症状が出たら】
 
通常、出産後に多い疾患ですが、女性の場合は、肥満や加齢によっても発症します。
 
 
私は産後3年も経ってるから関係なよね!
と思っていたら大間違いなのです。
 
 
排泄の際や、お腹に力が入るような場面で、膣に異物が挟まってるような感じがあれば、まずは清潔な手で触ってみてください。
 
 
その際に膣以外に触れるものがあれば、産婦人科を受診しましょう。

 
 
【どこに相談?】
 
まずは産婦人科を受診しましょう。
手術や詳しい検査などが必要な場合は、泌尿器科を紹介してくれるはずですが、軽症例では骨盤底筋を鍛えることを指示されるだけで、具体的な処置などがない場合もあります。
 
 
骨盤底筋を鍛えるだけの指示で、具体的な処置がない場合は、女性ケアを専門に行っている治療院やトレーンング施設などに行ってみることをお勧めします。
 
 
骨盤底筋を鍛える方法は、インターネットで検索すればいくらでも出てきますが、今の状態でどんなトレーニングが可能か?また、どんなトレーニングが必要か?といった判断は専門家でなければできません。
 
 
インターネットで見つけた動画があなたの体に合っているのか?効果的なのか?ということは、自分ではわからないので、自己判断でトレーニングを行っても効果が得られないこともあります。
 
 
【症例】
 
KenKenでも、骨盤臓器脱に悩むママが通院しています。
骨盤臓器脱で3ヶ月間通院されて、無事に卒業されていったママの例をみてみましょう。
 
 
G・Aさんの例
 
30代 3人目の出産
産後の1ヶ月検診にて骨盤臓器脱を指摘され、自覚症状としては、膣の違和感が常時あり、排泄の際に異物が触れる感じがする程度でした。
 
症状改善までの通院期間:3ヶ月(週に1回のペース、全12回の通院)
症状改善までにかかった費用:48600円(1回4050円)
 
 
まず、最初の1ヶ月は骨盤底筋の機能を回復させるため、トレーニングよりも筋肉の柔軟性を回復させることを優先し、治療を行いました。
 
 
治療としては、骨盤底筋に優しく刺激を入れて深呼吸を行う治療と、他の連結した筋肉の収縮運動を行うことで、本来の伸び縮みできる状態に回復させる治療を組み合わせて行いました。
 
 
1ヶ月経過する頃には、骨盤底筋の収縮力の回復がみられたので、立位でのバランス運動をメニューに加えました。
バランス運動は、足から入った刺激をうまくセンサーが感じ取ることによって、体を支える筋肉に指令を出し、ベッド上よりさらに実践的な収縮を促します。
 
 
2ヶ月目から3ヶ月目の頃に、常にあった違和感は消失し、排泄の際に腹部に力が入ることで起きる異物感が触れるような感じは頻度が減ってきていました。
また、腰痛の症状も落ち着き、日常生活で支障なく過ごすことができるようになっていました。
 
 
3ヶ月目からは、立位でのトレーニングに動きを加え、スクワットなど積極的に股関節を動かす指導に切り替えました。
 
 
3ヶ月目を終えた際に、ほとんど症状などは消失していましたが、運動の継続と健康維持を目的にさらに半年間の通院を希望されました。
 
 
KenKenでは症状改善後でも、運動習慣の継続や健康維持を目的に通院を希望される方が多くいらっしゃいます。
そんな方のために、運動通い放題や定期的なメンテナンスができる特別プランもご用意しております。
 
 
【まとめ】
 
骨盤臓器脱になったママは、とても不安になります。
しかし、不安でどうしていいか分からない状態にもかかわらず、産婦人科でも特に処置がないことが多いのが現状です。
 
 
そんな時に、KenKenはままの味方になります。
産後のトラブルは本当に人それぞれで、いろいろなトラブルがあります。
でもそのトラブルはきっと改善できます。
今、あなたが不安を感じているなら、一歩勇気を出して相談してみませんか?
 
 
KenKenのLINEでは、先生と個別に直接メッセージのやり取りをすることができます。
どんな些細なことでも、あなたが感じている不安があれば教えてください。

 
 
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